目には見えないからこそ怖い!小麦粉の添加物

 

小麦粉についてのお話です。

 

小麦粉については、個人的には、話しても話してもキリがないくらい、様々な観点から気になることが多々ある食品です。

今回は、健康面や自然食の観点からお話します。

 

国産と外国産の違いは?

国産が良くて、外国産は体に悪いイメージだけどなんで?

何を気を付けて、どう選べば良いの?

 

皆さんは、海外の小麦粉は、漂白されたものが多いことをご存じでしょうか?

 

漂白ってなぁに?

漂白と聞くと、薬品的なイメージを想像してしまいそうです。

 

なぜ漂白するの?→

漂白をする目的としては、本来小麦を熟成させることで品質が安定しますが、そのためには、保管期間の管理や保管場所も必要になってきます。

その過程を短縮させるために、使用されます。


日本も昔は小麦粉を漂白していましたが、現在は漂白はしないように生産者が自粛しているようです。

ですが法律的には、日本でも特に何も決まりはありません。

海外では、まだまだ漂白されているのが現状です。

 

 

漂白剤として使用されている食品添加物の一覧

過酸化ベンゾイル・アゾジカーボンアミド(喘息や皮膚疾患との指摘)・臭素酸カリウム(こちらも発がん性があるという研究結果がでています)・二酸化塩素などがあります。

 

臭素酸カリウムについては、
国際がん研究機構(IARC)ではヒトに対して発がんのおそれがあるとされ
FAO/WHO合同の食品添加物専門委員会(JECFA)では「遺伝子障害性発がん性物質」と発表され

イギリス、カナダ、EUでは食品への使用は禁止されていますが、
アメリカでも全面禁止にはなっていないものの、ラベル表示を設定している州は多くあります。

 

国によって食品添加物の許容範囲や基準値が違いますが

 

日本でも、過酸化ベンゾイル(マウス実験では発がん性が認められたとの報告)・臭素酸カリウム・二酸化塩素・Lシステイン塩酸塩などの使用は許可されています。(ただし、先ほども申しあげた通り、現在は使用しないよう自粛している企業がほとんどのようです)

 

 

 

その他、輸入小麦にはポストハーベストとグリサポートの危険が潜んでいます

※ポストハーベストとは、収穫された後に収穫物に散布する農薬のことです。ポストハーベストの目的は、保存中や、輸送中に虫やカビがつくことを防ぎます。
2017年に、日本は輸入小麦のグリホサート残留基準値が5ppmから30ppmに緩和しました💦

※グリサホートとは、除草剤(アミノ酸系) 。

 

①グリサホートは加熱しても、分解されない

②全粒粉パンは、本来栄養価の高い健康的なパンに関しては、皮つきのたグリサホートの残留農薬が高い

 

この、グリサホートには、①発がん性 ②神経毒性 ③微量でも脂肪肝疾患を引き起こすとの研究結果もでております。

 

 

 

◎まとめ◎

パンを選ぶは、やはり国産で上記に挙げた以外の添加物も少ないものを選びましょう。

外国産のものを選ぶ際は、無漂白と記載されたものが良いです。日本ではあまり見かけない気がしますが。

 

※成分表示のところに、小麦粉としか記載されていないものはほぼ外国産のことが多いです。

 国産の小麦粉を使用してる場合は、小麦粉(国産)と記載があるものがほとんどです。

 また、例えば食パンなどで無添加でそのほかの材料は、良いものを使用しているので、国産と勘違いして購入しそうになることがありますが

 無添加で、外国産の小麦粉を使用してる場合や

 国産の小麦粉を使用しているのに、その他は添加物がたくさん入っている商品などもあります。

 

初めての商品を購入の際は、よく見てみましょう✨

 

長くなりましたが、今回は以上です。